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R4年度 南信防災情報協議会 技術研修会

 2月14日に南信防災情報協議会主催による技術研修会が飯島町の「お宿陣屋」にて開かれました。

 

 研修会は協議会メンバー12社の36名に加えて、天竜川上流河川事務所からは所長さんはじめ7名のご参加もいただきました。

所長さんからは、これまでの経験の中から特に海外の事業にかかわる逸話を話していただきました。日本の海外貢献に際しては、ニュース等を聞くだけでは想像のつかない苦労や心配事もあることを知りました。

 

 会員からは代表して4社の発表がありました。創業当時からの技術的な変革や最新機材等を使った測量方法、SDGs等に対応した会社方針などが話題提供されました。各社とも多く触れたのはやはり近年推し進められているDXについてです。UAVやレーザースキャナーを使った3次元測量や3次元設計についての事例が発表され、4社とも一歩先へ進もうという姿勢が明解でした。

 

 先駆者であるこうした会社のDXに対する実情を聞いてみて感じたのは、まだ細かい部分では課題はあるものの、DXにチャレンジし、実用化すべく努力を継続することが、その会社にDXを根付かせる必須条件であるということです。私たちも心して取り組む必要があります。